「続けるのが一番むずかしい」
誰もが一度はそう感じたことがあると思います。
最初はやる気があったのに、だんだん熱が冷めて、気づけばやらなくなっていた。
忙しくなったから、疲れたから、飽きたから。
理由はどうあれ、“やめること”って、実はすごく簡単なんですよね。
でも、“続ける”って、ほんとうに地味で、地道で、地獄みたいなときもある。
私も、毎日の筋トレや減量、文章を書くこと、発信し続けること。
どれも決して「楽しいだけ」じゃありませんでした。
むしろ、面倒くさい日や、心が折れそうな日、
「もうやめようかな…」って何度思ったか分からない。
だけど不思議なことに、
何度も繰り返しているうちに、それは“力”になっていくんです。
最初は“意識してやること”だったものが、
だんだん“やらないと気持ち悪い”に変わっていく。
そして気づけば、
“これをやってる自分が好きだな”と思えるようになっている。
続けるって、才能じゃない。
強さでもない。
反復する覚悟を持ち続けることなんです。
反復って、地味です。
目立たないし、他人に理解されづらい。
でも、それは人生にとって“最高に再現性のある力”になる。
なぜなら、反復には“裏切られない”から。
何度もやった人には、何度分のデータがたまっていく。
同じ場所に戻ってきたように見えても、
前と違う“深さ”や“速さ”で回せるようになっている。
人生って結局、「どれだけ繰り返せるか」だと思います。
勝ち続ける人は、特別じゃない。続けてる人。
負けても、止まっても、また戻ってくる人。
だから、自分に問いかけてみてください。
「もう一回だけ、やってみようか?」って。
一回やれたなら、二回やれる。
二回やれたなら、十回やれる。
やがてそれは、あなたにとっての“当たり前”になる。
反復は最強の土台です。
それがある人は、どこからでも人生をやり直せる。
次は、この循環にスピードと楽しさを加えることで、
さらに強く、軽やかに生きていける、というお話です。