人生は、一回限りの一発勝負じゃない。
一歩踏み出して、失敗して、また立ち上がって――
そんなふうに、「ぐるぐる回しながら進んでいくもの」だと、私は思います。
行動して、つまずいて、
だからこそ準備の大切さに気づいて、
準備を続けるうちに、もっと考えるようになって、
思考を深めた先で、大切な経験が積み重なっていく。
そしてまた、新しい一歩を踏み出す。
この“循環”を止めないことこそが、人生を変えていく本当の力なんじゃないかと思うんです。
一度きりの成功よりも、
何度でも立ち上がる力。
そのたびにアップデートしていく力。
それが「循環力」です。
最初はぎこちなくても、
うまく回らなくても、
やっていくうちに、少しずつスムーズになっていく。
そして、回すたびに自分が強くなっていく。
重要なのは、「完璧な順番で回すこと」ではなく、
止まらないこと。
何度でもやり直せるということを、自分に許してあげること。
筋トレも、人生も、結局は“習慣と継続”がすべてを変える。
失敗してもいい。途中で止まってもいい。
でも、またもう一度「やってみよう」と思えたなら――
それだけで、十分「前に進んでいる」と私は思います。
この章では、そんな“循環する力”について、
どう育てていくのか。どう楽しんでいくのか。
私なりの視点で、全力で書いていきたいと思っています。
最初は、この循環の全体像について――
「行動→準備→思考→経験→また行動」のループにフォーカスしていきましょう。