残り健康寿命、たった2〜30年。その中で僕が選んだ“幸せの形”。

最近ふと思ったことがある。
「健康寿命」って、言葉だけは前から知ってたけど、
ある日ネットの記事で、“日本人の平均健康寿命は70代前半”っていう数字を見て、
なんかズシンときた。

「え、じゃああと何年、本気で動けるんやろ?」

そこから急に、今まで気にしてなかった“残り時間”みたいなものが、
じわっと心に広がってきた。


僕はいま40歳。
筋トレもしてるし、食事も気をつけてるし、見た目も昔よりはマシになったと思う。
でも――
それでも、「もう半分は過ぎたな」って感覚は正直ある。

若い頃は、“自分だけはずっと元気でいられる”みたいな根拠のない無敵感があった。
寝なくても平気、ムチャしてもすぐ回復、
将来のことなんてあとで考えればいい、って思ってた。

でもいまは違う。

無理がきかなくなった。
1日サボると、ちゃんと体に響く。
メンタルの波も、20代の頃みたいにごまかせない。


たぶんこれが、「現実と向き合う年齢」ってやつなんだと思う。

それは決してネガティブじゃない。
むしろ、“ちゃんと選べるようになった”っていう感覚に近い。


30代までの僕は、とにかく“全部”を欲しがってた。
全部に勝ちたい、全部を叶えたい、全部抱え込んで前に進みたい。

でも今は違う。

無理して抱えるより、
何を捨てて、何を残すか
そのほうが大事だってことに、やっと気づいた。


今の僕が選んでいるものは、すごくシンプルだ。

まずは、筋トレ。

これはもう、僕の人生そのもの。
鉄を握ってる時間は、うまく言えないけど、ちゃんと“今を生きてる”って思える。

身体を変えるためじゃない。
心を整えるためにやってる。


それから、仕事。
これはまだまだ道の途中だけど、
「誰かのためになる」「自分の得意で生きる」っていうことに、今ようやく本気で向き合えている。
“自分に嘘をつかずに続けられること”
それが一番大事だと、今は思ってる。


そしてもうひとつ。
“何気ない日常の中にある安心感”。

誰かとちゃんと会話して、
美味しいもの食べて、
なんか笑って、
夜に「今日も悪くなかったな」って思えること。

昔はそんな時間、何の意味もないって思ってた。
でもいまは、そこにこそ価値があるって思ってる。


正直、焦ることもある。
自分の歩みが遅い気がして、人と比べて落ち込むこともある。
「このままでいいんか?」って不安になる日も、当然ある。

でもそのたびに、自分に問い直してる。

「いまの自分の選び方、間違ってないか?」って。

その答えが「いや、大丈夫やろ」って思えた日は、
それだけで十分な一日になる。


残りの健康寿命、たぶんあと2〜30年。

長いようで短い。
短いようで、ちゃんと使えばまだまだいろんなことができる。
そう思うと、不思議と怖くはない。

むしろ、ようやくスタートラインに立てた気がしてる。


これからは、背伸びせず、見栄を張らず、
「ちゃんと選んで生きる」を大事にしていきたい。

過去の失敗とか、後悔とか、もうそれはそれでいい。
それより、これからの30年を、どう生きるか。

たくさんの人に囲まれてなくてもいい。
大きな成功じゃなくていい。
ただ、ちゃんと自分の心に正直に、
「これでよかった」と思える日々を重ねたい。


……でもな。
ちゃんと毎日を選んで生きていきたいとは思ってるけど、
それでも俺は、嫁はほしい!!!!!!!!!!!!!
フォトウェディングも撮りたい!!!!!!!!!!
じいちゃんばあちゃんになってもイチャイチャしたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

……それだけは譲れへんねん。笑


これが、40歳になった今、
残りの健康寿命を意識した僕の、
リアルで、ちょっと不器用で、でもちゃんと選んだ“幸せの形”です。

共鳴したら、広めてほしい。僕は本気だ!

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